第5シリーズ 第3話 「最後の忍者」
あらすじ:
斬九郎(渡辺謙)は、次郎兵衛(笹野高史)という初老の男と出会いました。45年間仕えた主人が亡くなり、途方に暮れていましたが、実は忍者でした。
翌朝、斬九郎の母、麻佐女(岸田今日子)から手紙が来ました。日光東照宮に参詣したが、足を伸ばして鬼怒川温泉に行き、滞在するうちに金がなくなったので、届けに来いという内容でした。舟久に金を借りに行きますが、断られ、蔦吉(若村麻由美)には「道中働きながら行くしかない」と冷たくあしらわれました。
斬九郎はやむなく「働きながらの」旅に出ましたが、気が付くと次郎兵衛も同行していました。ところがこの次郎兵衛、なぜかしきりに忍者たちに襲われます。それは、次郎兵衛が主人から貰った笛の中に、仕えていた上州黒坂藩の隠し金のありかが書いてあるためでした・・・。
今週の蔦吉:
話の本筋とは全く関係なく、斬九郎が忘れたタバコ入れを渡すという口実で、お座敷をすっぽかして、斬九郎を追います。会えるんでしょうかねぇ。嬉しそうな顔は一つも無かったような気もしますが...。
注: 立て場=江戸時代、街道筋で人足が駕籠や馬を止めて休息したところ。