第2シリーズ 第4話 「北国の人」
あらすじ:
斬九郎のそっくりさん、奥州佐竹藩士・斎藤蔵人(くらうど:渡辺謙の二役)が江戸に現れました。北町奉行所の西尾伝三郎(益岡徹)のところに来た佐竹藩の江戸留守居役・高木武太夫(津村鷹志)によれば、国許で勘定奉行・村川頼母(御木本伸介)を殺害し、公金を持ち逃げしたとのことでしたが、実は無実の罪で追われていました。
お座敷に向かう蔦吉(若村麻由美)は、斬九郎が侍に囲まれているのを見て助けようとしますが、太刀筋(剣の使い方)から斬九郎でないと気づきました。これが蔵人でした。蔦吉は侍を撃退した蔵人に声を掛け、斬九郎と会わせました。話を聞いた斬九郎は、これからもたびたび間違えられたら迷惑なので、無実を晴らすことに協力する、と申し出ました(「銭九郎」なので、当然有料です)。で、斬九郎が書いた筋書きに沿って事が進められますが、初手から想定が狂い、蔦吉に心配させる事態になります。
今週の蔦吉:
今回は斬九郎と蔵人の仲を取り持つのが蔦吉の最大の役割です。しかし、それ以外にも出番は結構あって、どの場面でも美しく、《蔦吉ファン》としてはついつい物語の筋より蔦吉の美しさを堪能する方に気が行ってしまいます。