第4シリーズ 第4話 「恋文」
あらすじ:
斬九郎(渡辺謙)は、母、麻佐女(岸田今日子)から米まんじゅう(よねまんじゅう)を買ってくるよう言われたため、蔦吉(若村麻由美)と菓子店(かしだな)・大黒屋に行きました。この日は店の若旦那、幸兵衛(梨本謙次郎)が三度目の嫁を迎える日であり、相手は東海道、掛川宿の団子屋の娘だそうです。この春亡くなった先代が決めた相手で、まるで期待しなかった幸兵衛でしたが、店に着いたお玉(平淑惠)の顔を見てその美しさに息を飲みました。斬九郎までボーッとして立っています。お玉は、もう20年も昔に近所に住んでいた旗本の娘で斬九郎の初恋の人・操にそっくりだったからです。お玉はおかしな女で、自分と将棋して勝たなければ、お床入りはしないと幸兵衛に言うのでした。幸兵衛はどうしても勝てないので、斬九郎が将棋指南役ということで大黒屋に泊まり込みました。蔦吉は、面白くなく、佐次(塩見三省)に、お玉の身元調べを頼みました。
今週の新情報:
斬九郎の年齢は、この物語の時点で32歳でした(下記「ダブル・ボーッ」の2枚目の写真解説参照)。
今週の蔦吉:
今回は斬九郎の情けないほど切なくも純情な初恋の人への思いが詰まった物語で、お玉の正体も気になるし《蔦吉ファン》としては蔦吉に集中できませんでした。ま、それだけ物語としては面白いということですし、初めて蔦吉の明るい横顔の写真が撮れたり、直ぐに向きになる可愛い蔦吉も見られたので良しとします。