第2シリーズ 第10話 「おみなえし」
あらすじ:
西尾伝三郎(益岡徹)が深川の岡場所の女郎お涼(森口瑤子)を口説くというアルバイトを斬九郎に持ってきました。伝三郎の弟分の隠密廻り同心、榊数馬(筒井巧)がお涼と相思相愛で、いずれ身を持ち崩すのではないかと心配していました。お涼に心変わりをさせて別れさせるというのが目的でした。
そのころ、生活困窮者に白米を配る御救米の買い付けに不正があるとの噂があり、数馬はその事件の担当をしていました。
初めから斬九郎の情けなさが際立つ、軽めの話みたいですが、後半斬九郎が悪人に向かって吐く一言に重さがにじみ出ています。「おいらさぁ、身の程知らずの恋に命かけちまった奴らの供養に来たんだよ。」
今週の蔦吉:
そんなことは無いと信じていても、斬九郎がお涼に惚れてしまうんじゃないかと心配する女心も。ちょっと落ち着かない蔦吉がいました。