第2シリーズ 第3話 「母の仇討」
あらすじ:
蔦吉(若村麻由美)が、中年の武家の妻、梅(江波杏子)を斬九郎(渡辺謙)の屋敷に連れてきました。野州(やしゅう)烏山藩士だった梅の夫は五年前、同じ藩の侍に斬り殺され、一人息子の源之助(宮下直紀)が仇討ちのため城下を離れました。梅は、その後消息不明になった息子を探しに江戸に来ていました。梅は息子に仇討ちをさせようと必死でしたが...。
参考: 野州は下野国の異称。烏山藩は下野国(栃木県)に実在していました。
今週の蔦吉:
町で行方不明の息子を探す梅を見かけ、難儀しているのを見かねて助けることにしました。しかし、自分で出来ることはあまりなく、斬九郎の家に連れて行きます。斬九郎と一緒に事情を聞いた蔦吉はますます梅への思い入れが強くなりますが...。