第5シリーズ 第2話 「箱根の鬼」
あらすじ:
北町奉行所与力・西尾伝三郎(益岡徹)は箱根で、江戸送りとなる罪人・伝吉(成瀬正孝)の身柄を引き受けました。一行は途中、賊に襲われ、伝吉を奪い返された上、伝三郎は崖から落ちて行方不明になり、同行した岡っ引きの佐次(塩見三省)だけが江戸に帰って来ました。蔦吉(若村麻由美)や佐次、おえん(奈月ひろ子)が揃って斬九郎(渡辺謙)に伝三郎救出を説得しましたが、仕事で行ったのに自分なんかが行ったら伝三郎のメンツに関わると言って聞きません。
その日、陽が西に傾いたころ、佐次がやけ酒を飲んでいるところに来た斬九郎が、「飲んでる場合じゃねぇだろう、支度はまだか」と言いました。更に、「誰にも内緒だ。伝三郎はてめぇの力で立派にお役目を果たすんだ」と言います。翌朝二人は箱根に向け、出発しました。
箱根に着いた斬九郎は、伝三郎が襲われた現場で、おはる(佐藤恵利)という野良着姿の女に会いました。おはるは何かを知っているそぶりで・・・。
今週の蔦吉:
《蔦吉ファン》としては、斬九郎を追って行った箱根でのうれしそうな超明るい表情だけで、十話分くらいの価値があると思います。 この場面はほんの数秒なので、蔦吉のファンの皆様は見逃さないように。