第4シリーズ 第5話 「罠には罠を」
あらすじ:
松平斬九郎(渡辺謙)は旗本の斉藤勘解由(大出俊)から、名刀備前長船(おさふね)の試し切りを頼まれました。幕府の有力者が、差し料(自分が差すための刀)として息子に与える刀だそうです。船宿の舟久で蔦吉(若村麻由美)に名刀を見せたりしていた斬九郎は、厠(かわや)に行く途中の廊下で鼻の脇に小豆大ほどの黒子(ほくろ)のある男に財布をすられ、さらに座敷に置いておいた長船を盗まれてしまいました。明後日の昼までに刀が戻らないと、勘解由は腹を切らなければなりません。斬九郎から相談された佐次(塩見三省)は、白魚の吉次(田中邦衛)という古手のスリに聞けば、黒子の男の見当もつくだろうと言いました。吉次は博打で捕まり牢にいるということがわかり・・・。
今週の蔦吉:
いつもは危険なことでも積極的且つ自信ありげにやる蔦吉ですが、今回は自信なさそうで、逡巡するような素振りを見せたり...。