第1シリーズ 第8話 「奇妙な刺客」
あらすじ:
斬九郎(渡辺謙)が顔を見たこともない異母兄・関口新八郎(柴俊夫)が、養子に行った先の信州高遠藩から出てきました。新八郎は蔦吉も巻き込み、辻斬りのような卑怯な形で斬九郎の腕を試した上、前金五十両、後から五十両で、ある女を殺してくれと頼みます。斬九郎が簡単にそのような男の、しかも「女を斬る」などという依頼を引き受けるわけがありません...。と《蔦吉ファン》は思っていましたが...。
今週の蔦吉:
蔦吉(若村麻由美)は初めて斬九郎を本気で怒らせてしまいました。しかし、いつの間にか仲直りして、斬九郎に協力します。何故か幽霊の笛を吹いたりもしますよ。
斬九郎は新八郎が何故江戸に来たのか、藩の屋敷で何が起こっているのか知ろうと、まず四谷の高遠藩下屋敷に潜り込んで、側室に格下げされた元正室の様子を調べました。さらに、深川の上屋敷に行き、外から様子を窺います。
その後、新八郎の言う「女」は、或る事件を起こした御主殿様・綾姫だと分かりました。新八郎によれば、綾姫の仕業だとの証拠はないが公然の秘密だそうです。斬九郎は悩みに悩みましたが、結局片手業を引き受けることになりました。或る仕掛けを使って事実を確認した上で、実行する考えのようです。
この後、綾姫の罪を確認するための手順の様なことが行われた後、斬九郎は一刀のもとに、御簾もろとも切りました。散々悩んだ末の斬九郎の答えのような結末です。
...このページは2018年7月19日に情報の追加などをしましたが、少しストーリーを追いすぎたかも知れません。《蔦吉ファン》としては、「らしくない」と大いに反省しておりますし、面倒くさいので、もうしません m(_ _)m。