第1シリーズ 第4話 「青い肌の謎」
あらすじ:
小夜太夫(岡本舞)という女から、自殺するので、斬九郎(渡辺謙)に立ち会い証人になって欲しいという不思議な依頼が飛び込んできます。指定された上野の料亭に行くと、小夜太夫が現れ、暮れ六つの鐘が鳴り終わったら「扇の間」で自分の最後を見届けて欲しいと言って去りました。暮れ六つに指定された部屋に行くと唐物問屋の長崎屋新兵衛(有川博)がいて、同じ名前の別の部屋で、もう死んでいるだろうと言います。実際、その女が毒をあおり青い肌になって横たわっていました。長崎屋が検分料として100両を斬九郎に渡しました。小夜太夫の手紙を見たときから不審に思っていた斬九郎は、事情を調べ始めます。
余談ですが、斬九郎の(太刀と鞘を使った)二刀流(?)の立ち回りもあります。
今週の蔦吉:
今週は踊りの場面はありません。蔦吉(若村麻由美)は斬九郎の行動に怒り、逆上したり、斬九郎から「邪魔だけはするな」と言われ「やかましい、二本差しの娘ですよ」と答えて立ち回りもするし、死体のふりもするし、蔦吉ファンは、結構楽しませてもらえます。しかし、この、少し風変わりな話の中で、二月もの間斬九郎が行方知れずになり、蔦吉は大変心配します。
蔦吉の見所は多くて、全部見て頂きたいのですが、最も印象的な「心配」の場面を主にします(18/06/11プッツン写真2枚追加)。「心配」の場面は特に見逃せません。
今週の暴言(20/7/10追加):
プッツンした蔦吉が船宿・舟久で発した一言「残公!」です。第2シリーズ 第1話 「初春火の用心」で或る侍に激怒したことがありますが、斬九郎に対して(面と向かってではないものの)この様な失礼な言い方をしたのは後にも先にもこの1回だけです。(《蔦吉ファン》としては全く予想外だったので、字幕を見るまで「斬九郎っ」と言っているものだと思いこんでいました。)
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